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茂木 一口香 一〇香 びわゼリー 道永えい

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長崎の稲佐お栄、道永えい (1860-1927) は、熊本天草で生まれました。

12 才で長崎の茂木で女中奉公をした後、稲佐でロシア人の家政婦をしながらロシア語を学び、当時ロシアにまで名前が知れるほど有名な女性だったようです。

明治 24 年、ロシア皇太子ニコライ が長崎滞在のときは、接待役として大いに活躍したようです。

その後稲佐でホテルを開業し順調でしたが、日露戦争が始まると人々から罵倒されるようになり、戦後は長崎の茂木で新たにホテルを開業しました。


長崎茂木長崎ホテル (The Nagasaki Hotel at Mogi, Nagasaki)


茂木には「一口香 」 という有名なお菓子があります。

一口香(いっこっこう)は、1844年(弘化元年)に創業した 「えのき屋」の商品です。

一口食べると口の中に甘くて香ばしい香りが広がることから名づけられたと聞いています。


写真を見てわかるように、小麦粉でできた皮に、黒砂糖、蜂蜜、水あめなどをつめて焼き上げ中身が空洞になったユニークなお菓子です。

長崎の土産として一口香をもらい、中身が無い饅頭をもらったという人もいたとか・・・


(茂木一○香本家) 写真 http://www.flickr.com/


当初、「えのき屋」 はひとつの屋号で茂木の地で創業しました。
先代店主の長男(正孝)が早くして戦死の為、次男(純一)が純正堂を継承したそうです。
その後、長男の息子が、「茂木一まる香本家」に改名し伝統の味を守り続けているようです。


現在は、2つのお店がありますが別経営となっているようです。


一口香(いっこっこう)総本家 榎純正堂


茂木一○香(いちまるこう)本家


一○香には、茂木名産の茂木びわを使用した「茂木びわゼリー」もあります。

びわを丸ごとゼリーに包んだおいしいお菓子です。

冷やして食べると最高ですよ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。





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