8月9日、原子爆弾が小さな町、長崎に落とされました。
絵葉書の中にある美しい街並み、人々の笑顔・・・すべてが破壊され多くの色を失いました。
これは知り合いである Tyge のお父さんが原爆投下後に撮影した長崎の写真です。
この子供たちにもう笑顔はありません。
一瞬にして、すべてが失われました。
必死に悲しみ耐え、まっすぐ前を見つめています。
戦争ではこのような子供たちも大きな犠牲となり、
このような子供たちが長崎を復興してくれました。
私たちに今の平和な社会を与えてくれました。
私たちは、今よりも、もっと、もっと、平和な世界を子供たちに手渡さなくてはいけないと思います。
長い人生、人は多くの悲しみを経験します。
悲しみに押しつぶされること無く、ひとつずつ乗り終えていくことは大切だと感じます。
乗り越えた悲しみはその後の人生の支えになり、前向きにやさしく押し出してくれるような気もします。
人は誰もが生まれながらに 「家族」 という小さな輪を持っています。
その輪の重なり、つまり人と人のふれあいでどんどん大きくなっていきます。
人はそれぞれいろんな色を持っています。それが個性です。
自分の持つ色を他の人に、または人からいろんな色をシェアしてもらいます。
時には悲しみで色を失った部分に誰かが色を与えてくれることもあるでしょう。
他の人にもいろんな色、力を与えることができると信じています。
小さな輪でも、将来は大きな輪になり、平和の輪となっていくと信じています。
戦争反対!と難しい顔で行動するだけではなく、平和賛成! と身近なところから笑顔で過ごすことは大切だと感じます。
これから絵葉書の中にあるいろいろな平和を感じていただき、何か優しい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
リボン