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長崎くんちの後には、長崎を代表するお祭りが続きます。
長崎市の若宮稲荷神社の「竹ン芸(たけんげ)」は、長崎くんち後(10月14,15日)、若宮稲荷神社の秋の大祭で奉納されます。
白装束に男狐、女狐の面をつけ、高さ約11メートルの青竹の上で曲芸が行われます。
このお囃子にあわせた曲芸は、稲荷神社の神様の使いである狐が御神徳を喜んで竹やぶで遊んでいる姿を表現しているといわれます。
文政3年(1820年)、長崎くんちの奉納踊りで八百屋町が奉納したのが始まりで、現在では国の選択無形民俗文化財、および長崎市の無形民俗文化財に指定されています。
ちなみに、1823年には、シーボルトが来日し、翌年このそばの鳴滝に「鳴滝塾」を開設しています。
過去記事:シーボルト 紫陽花 さだまさし
お囃子にあわせて、竹はゆらゆらとゆり動かされます。
その上で、動画のようなアクロバットを見せてくれるので、はらはらどきどき、かなり盛り上がりますよ。
今年の竹ん芸の動画のようです。
一説によると竹ん芸は、新年に全国で行われる消防出初式のはしごのりの原型になったといわれています。
若宮稲荷神社のすぐそばに、坂本龍馬で有名な「亀山社中」があったことから、龍馬をはじめ多くの志士たちが神社に参拝したといわれています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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過去記事:若宮稲荷神社 竹ン芸 たけんげ 坂本龍馬