でんでらりゅう
は、長崎県に伝わる童歌(わらべうた)です。
(歌詞)
でんでらりゅうば(が) でてくるばってん でんでられんけん でーてこんけん こんこられんけん こられられんけん こーんこん
(標準語訳)
出ようとして出られるならば、出て行くけれど、出ようとしても出られないから、出て行かないからね。 行こうとしても行けないから、行くことはできないから、行かない、行かない。
NHKなどで放送されたり、さだまさしさんがこのフレーズを引用していますのでお聞きになったことがあるかも知れません。
絵葉書の中に写しだされている子供たちもこの歌を口ずさんで遊んでいたことでしょう。
いつまでも変わらず子供たちに伝え、大人も子供も口ずさんでいける世の中であったらいいなぁと思います。
長崎の方言には、「ばってん」が有名ですが、これは英語の 「but, then] からきているというユニークな説もあります。意味的には、そのままとも思えるのですが、他の方言「ばとて」が変化したものらしいです。
「とっとっとっ(?)」・・・・(~を)とっているんです(か?)
「すーすーすー」・・(風通しが良くて)スースーします
「さるく」・・・・・・・・・・散歩して歩き回る。
「くらすっぞ」・・・・・・殴るぞ
他にもありますが、またの機会にご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
上の動画はいつもお世話になっている 長崎なんでん探検隊
より提供していただきました。